病気をこじらせたり、けがをしたりと・・・お子さんがいるといつ何が起こるかわからないものです。
私の子供は、3回入院したことがあります。1・2回目は生後3ヶ月に合計3週間、3回目は5歳で3日間です。その経験から、これから入院をする方に役立つ情報をお伝えできればと思います。
お子さんが病院で入院することになったら、何から準備すればいいのでしょうか。
突然入院を言い渡されたら、焦ってしまいますよね。
入院生活に向けて、段取りと、荷造りを一通りこなせたら、あとはお子さんと一緒に頑張るのみです。
それではいってみましょう。
病院のパンフレットに書いてなくても大丈夫。入院時に必要な持ち物リスト
子供の入院時に必要な、一般的な持ち物リストです。
①オムツ・おしりふき または 替えのパンツ たくさん
②着替え
③パジャマ ゆったりした前開きタイプがおすすめ
④バスタオル(2枚~)、ハンドタオル(入院日数分~)
⑤コップ 必要な場合、箸・スプーン・フォーク 使い慣れているものがあれば
⑥ミルク 調乳用品 (赤ちゃんの場合)
⑦スリッパまたは上履き
⑧歯ブラシ・歯磨き粉
⑨シャンプー・ボディーソープ
⑩保険証・医療証・母子手帳・お薬手帳
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①オムツ・おしりふき または 替えのパンツ たくさん
パンツ類は、多めに持っていくに越したことはないです。
というのも、手術中に失禁してしまったり、点滴などで思うようにトイレができない場合があるからです。トイレトレーニング中の場合は、あまり無理せずに、一時的にオムツにしてもいいかもしれませんね。
心配な場合は、おねしょ対策に吸水シーツを持参してもよいと思います。
②着替え
着慣れた服を、こちらも多めにもっていきましょう。
体を固定された状態での授乳や、ベッドでの食事では、思わぬ汚れが発生することがあります。
また、季節によって服で温度調節をする目的もあります。
病室の空調は、コントロールパネルつきの個室を除き、個別の対応は難しいと思います。
夏場、大部屋では部屋が廊下とつながっているため、クーラーの冷気が外に逃げてしまう、ということもあります。あるいは、あまり冷えないような温度設定にしているのかもしれません。実際、記録的猛暑となった2018年7月に入院していたときは、めっちゃ暑かったです。うちわが欲しかったですね。
ましてや、体温高めの子供はもっと暑いはずで、できれば着替えてさっぱりさせてあげたいですよね。シャワーも毎日浴びれなかったりしますし・・・。
入院中は基本的に外出しないので、汗はあまりかかないと思いきや、病室暑い問題があるんです。
逆に冬場は、この布団じゃ寒すぎて寝られない!ということがないよう、重ね着できる服が何枚もあった方がいいと思いますね。
ということで、着替えは多めに、が鉄則です。
③パジャマ ゆったりした前開きタイプがおすすめ
入院中、点滴などのチューブがついていたり、包帯が巻かれていたりと、
体が思うように動かないことも多いと思います。そんなときに上から脱ぐタイプのパジャマだと、ちょっと脱ぎにくいのです。
病院で指定されていることも多いのですが、前開きパジャマを基本としましょう。
ただ、パジャマって毎日替えるとは限らないので、1シーズンで2~3着しかもっていないご家庭って多いと思います。入院用にわざわざ買い足すのを少し躊躇しませんか?私もそうでした。
そして、子供向けの前開きパジャマって探してみると意外となくて、売っているところが限られているんです。
特に、100~110センチくらいの幼児向けサイズの展開にその傾向が顕著です。(90センチまでの赤ちゃんサイズなら着物タイプですし、120センチ以上のキッズならば自分でボタンの開け閉めができるようになるのでラインナップ豊富。その狭間が少ない!)
私が調べたときは、実店舗だと、Combiや、無印良品にありましたよ。ネットショップでは楽天で「前開き パジャマ 子供」と検索すると、何件かショップ情報が出てきました。
ただ、あまり気に入ったものがなく、前開きの服で代用できないかな・・・?と思いました。
それで、パジャマの代わりに甚平を持っていくことにしました。
結果、甚平は大活躍しました。
看護師さんにも褒められました!
たしかに手術着にも似てるし、ボタンがないので脱ぎ着しやすいです。
夏限定になってしまいますが、甚平は1つ持っているとお祭りのときに使えるのはもちろん、入院時にも使える寝間着替わり(もちろん普段着でも)になるので、とっても便利ですよ。
④バスタオル(2枚~)、ハンドタオル(入院日数分~)
バスタオルは、手術によって必要な場合があります。
それ以外にも、肌寒い時のブランケット代わりや、シーツが汚れてしまったときの一時しのぎなど、幅広く使う事ができ便利です。なので2枚ほど持っていけば安心でしょう。
ハンドタオルは、手洗い場で手をふいたり、子供の口元をふいたりと、ちょこちょこ使うものです。1日1枚は取り換えるのが衛生的ですので、日数分用意するとよいと思います。
⑤コップ 必要な場合、箸・スプーン・フォーク 使い慣れているものがあれば
コップは、薬を飲んだり、水分補給用として使います。
プラスチックで、取っ手が付いたものがお子さんは使いやすいと思います。
私は、普段保育園にもっていっているものをそのまま使いました!記名もしてありますし、巾着もついていますしね。持っていない場合は、今後も使うことも考えて、好きなものを買ってあげてください。100均にもかわいいものが売っていますよ。
食事で必要なものがあれば、持っていくのがいいと思います。トレーニング用の箸や、食事用のエプロンなど。余談ですが、こういったものを洗うために、洗剤とスポンジがあると便利です。
私は旅行のときなどもいつも持って行ったのですが、小さいサイズのペットボトル(250mlくらい)に洗剤を入れて、さらにジップロックで封をします。あわせて、小さいサイズのスポンジも一緒に封をします。これで、使用済みの箸やエプロン、赤ちゃんのときは哺乳瓶、汚れた服など、大抵のものは洗えます!
⑥ミルク 調乳用品 (赤ちゃんの場合)
お子さんが離乳前でしたら、ミルク・哺乳瓶は必須だと思います。
私は、生後3ヶ月の子供と入院したときに、授乳が大変でした。子供がベッドに固定されていたので、さながらスパイダーマンのようなポーズで授乳してましたから。笑
授乳タイミングを逃したときは、休憩室でこっそり哺乳瓶を使って搾乳したりもしました。
ふだん完全母乳でミルクを使わない場合も、思うように授乳できないケースも想定して、
ミルクセットはあったらいいと思いますね。
⑦スリッパまたは上履き
靴以外の履物は、患者さん本人だけでなく、付添人も必要です。
まず子供ですが、スリッパより上履き・またはスリッポンタイプの靴がいいと思います。
スリッパは脱げやすいので、歩く時に余計なストレスがかかるおそれがあります。
かかとが固定されている物の方が、着脱は面倒でも、移動するとき楽なようです。
私は保育園用の上履きをそのまま使いましたよ。
付添人の履物も同様です。病院内では履物は楽な方がいいですが、だからといってスリッパは、特に誰かが面会にきたときにアットホームすぎる感じがします。なので、スリッポンや、クロックスにような、「楽ちんだけど、そのまま外にも行ける」履物がいいと思います。コンセプトは服装も同じです。
⑧歯ブラシ・歯磨き粉
忘れがちなのが歯ブラシ。ホテルじゃないので、準備されているわけではありません。
(もちろん、病院の売店で買うことができます)
また、口をゆすぐだけということもあると思います。
子供用の歯磨き液は普通のドラッグストアに売ってますよ。以前我が家では、子供が口内炎になって、お世話になりました。
⑨シャンプー・ボディーソープ
シャワー浴に必要なものを持参しましょう。入浴は親が付き添うことが多いと思うので、1セットあれば足ります。
⑩保険証・医療証・母子手帳・お薬手帳・印鑑
子供のもので、このあたりは一通り持参しましょう。
いかがでしたでしょうか?
子供との入院は何を準備すればいいか慌ててしまいますが、お役に立てたら幸いです!
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