スーツをいざ着てみたら、着れなかった!そのとき、どうしますか?
「スーツが入らないときの対処法!~その1~ ズボン・スカートのウエストを自分で広げる方法は?お直しの値段、明日間に合うか?」では、「自分で直す」「お店で直す」といった、お手持ちのスーツを着られるようにすることを目的に方法を紹介してきました。
今度は「別のものを着る」という方向でお話していきたいと思います。「このスーツを着なくては!」といったことがなければ、別のもので済ませた方が早くて楽、かもしれません。
【レンタル編】レディーススーツのレンタルは、月額のファッションレンタルという手も!
レディーススーツをレンタルする方法を紹介します。
・・・といっても、スーツ単品で探そうとすると「レディス スーツ レンタル」などで検索しますよね?そうすると、30代のキャリアウーマンが会社で着るような、カチッとしたレディススーツのレンタルはほぼありません。
お葬式や結婚式、お子さんの入学式で着るようなフォーマルスーツというジャンルは多くヒットしますが、いわゆる「仕事で着るスーツ」を取り扱っているところはわずかです。
私が調べたときは、リクルートスーツが5,000円前後でレンタルされているだけでした。あとはOLのコスプレとかですね。笑 男性向けのスーツレンタルは種類豊富なのに、この差はなんなんだ!と思いましたね。
それでも買うのはいやだったので、少し検索ワードを変えて探してみました。「ファッション レンタル スーツ」
「ファッション レンタル」で出てくるのは、Air Closetなどで知られている、毎月コーディネートされた服が届くサービスです。ファッションレンタルのサービスは色々ありますが、その中でスーツが含まれているものが出てくるのです!
2018月10月現在、以下でオフィス向けの洋服がラインナップされています。
EDIST.CLOSET 月額:8,300円~ 会員登録後3~5日前後に発送
Brista 月額:10,000円〜 注文の翌営業日から約2~3日で発送
スーツだけでなくワンピースもあり、なによりオシャレです。
スーツを着る回数・期間が限られているなら、ファッションレンタルという手もあります。
スーツ以外にも着てみたい服をレンタルできるので、お得です。
サイズは、ほとんどMサイズやLサイズから選べます。ものによっては、XLやフリーサイズもあります。
初回の発送日は同じくらいですね。翌日とまではいきませんが、1週間くらい前にスーツが必要と分かれば、間に合いますね。
レンタルのデメリットとしては、スーツの種類が限られている、また着たいデザイン・サイズがレンタル中で借りられないことがあることです。希望通りのものがあれば、早めにおさえておきましょう。
【購入編】大きいサイズでも安心!お店や通販で新しいものを買おう。家から出ずにスーツを購入するときのポイント
続いて、ジャストサイズのスーツを買うという選択肢です。
レンタルではどうしても種類が限られてしまうので、買ってしまった方が色々選べますよね。これからも着る機会があるかもしれませんので、この機会に買ってしまうのもいいかもしれません。
こなれて見えるレディススーツは、セットアップで7,000円台後半~10,000円台後半で買えます。パンツ・スカートのみの場合は3,000円台後半から購入できます。
家から出なくても、インターネット上で探すと500円程度で試着チケットがついているものもあります。
5Lや10Lといった大きいサイズまで買えますよ。また、インターネットでは平日の注文であれば当日発送のところもあります。
ただし、ネットで買うときに注意したいのが「サイズ」。
スーツは「体にぴったりフィットするもの」ですので、あまり余裕があるサイズだとだらしなく見えてしまいます。そういう意味で、普通の服を買うより慎重にならなくてはなりません。
また、セットアップで購入するときは、上下別々のサイズで買えるかどうかも注意。
例えば、上はMサイズでいいけど、下はLサイズが丁度よさそう・・・といったケースです。
上下それぞれ別のサイズがフィットする場合、ジャケットとパンツ(ジャケットとスカート)を単品購入する必要があります。
実際の店舗に行けば、大抵のスーツは上下のサイズ違いで購入できますので、インターネットで探して見つからなければ、お店に行くのが賢明でしょう。
【代用編】たまにしか着ないなら・・・スーツっぽい恰好がコスパよし!私服のスカート・ジャケットの選び方
最後に、スーツはあきらめて私服にしてしまえ!という提案です。
「スーツっぽい」がスーツじゃない服ってありますよね?キレイめの服を売っているショップに行くと、仕事着にできそうな服のコーナーがあると思います。実際、着ているとパッと見ではスーツかどうか分からないです。
おすすめなのは、センタープレス入りのテーパード(タック)パンツ。イメージとしては、ウエスト下に生地が折りたたんで縫ってあり、お尻周りに余裕があるデザインです。
センタープレス入りだと、かっちりした印象を与えますので、お仕事用の服にぴったりですね。形状記憶でプレスが入っているので、素材によってはアイロンを掛けなくても着れてしまいます。
また、全体の形が足首に向かって細くなっているものは、足長効果が期待できます。
さらに、ゴム入りのパンツだと窮屈さがありませんで、着心地抜群です。
お値段もスーツのパンツよりお安めで、家でガシガシ洗濯できるので、かなりコスパがよいです。
ママさんにとっては、パンツなので動きやすいし、子どもに汚されても気軽に洗えるので、うってつけのアイテムではないでしょうか。私はお店で見つけたら即買いしてしまいます。笑
スーツっぽいスカートは、スーツっぽいパンツよりは見つけやすいと思います。ポイントは、厚手で、裏地がついているものを選ぶことです。
無地であれば、ギャザーやリボン、ボタンなどワンポイントがついていると、トップスがシンプルでも地味になりすぎなくていいと思います。
夏ものだと、つい涼しそうなペラペラ素材を買ってしまいたくなりますが、しわがつきやすくカジュアルな印象になりがちです。通気性が良くて生地が厚めのものだと、スーツのようにきちんとして見えます。
私服に合わせてジャケットを買うときは、パンツ・スカートが少し崩してあるという前提で考えると、出来るだけベーシックな形・色のものを選ぶとよいでしょう。スーツとして見られたいなら、無地のカラー(襟)付きジャケットが無難です。色はブラック・グレー・ネイビーあたりで探すとよいと思います。
ノーカラー(襟無し)ジャケットは、組み合わせが難しい・・・と、着こなせていない私が言っています。笑
ジャケットは普段の上着としても使えますので、お仕事以外でもいろいろなコーディネートを試してみてください!
まとめ
以上、スーツが着られなくなったときの対処法についてご紹介してきました。
レンタルする場合は、買うより安く済みますが、デザインやサイズの選択肢が限られています。
買う場合は、レンタルよりお金はかかりますが、選択肢が多く、サイズを細かく選ぶことが可能です。
代用する場合は、スーツを買うより安く済みますが、スーツっぽく見えるものを見極めなくてはなりません。
以上、スーツが着れなくて困っている人のお役に立てたら幸いです!
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